創作小話『壊れかけのブログ跡を見つけたムラビト的論者たち』

 ムラビト的な論者が集うブログで、一人の読者が報告しました。
 「今日の朝、私はニセ科学批判者が過去に運営していて、いまは壊れかけているブログ跡を、偶然に見つけました」
 「私は、なんとなく不安な気持ちになりました」

 それを聞いた他の読者たちも、不安になりました。
 「そんなものを朝一番で見るなんて、なにかよくないことが起きる予兆だよ」
 「たとえば私たちのブログが、まもなくネットモヒカン族によってサーチアンドデストロイされるとか」

 すると、そこそこモヒカン的な思考ができる読者が現れて言いました。
 「ええと、朝一番にニセ科学批判者の壊れかけのブログ跡を見た、ゆえに、まもなく我々によくないことがに起きる……これって、おかしな流れの考え方ではありませんか?」

 「というのも、朝一番にニセ科学批判者の壊れかけのブログ跡を見ようが見まいが、」
 「ネットモヒカン族によってサーチアンドデストロイされるという危険性は、我々にとって常に存在するのですから」

 【教訓】この話は、変な前提で不吉な結論を出した時ほど本当によくないことが起きやすくなることを明らかにしています。