ネタのお言葉『disの積むこと厚からざれば、即ち大罵倒芸を負うに力なし』

 この言葉は、荘子の「水の積むこと厚からざれば、即ち大舟を負うに力なし」の罵倒芸版である。
 【意訳
 思考に蓄えたdisの語彙が少ない論者の場合、浅い罵倒芸のみを披露します。
 思考に蓄えたdisの語彙が多い論者ならば、深い罵倒芸も実行可能となります。

 「いいや、少ない語彙のdisで十分だ、私は一本槍のdis押しで数多のdisり合いに勝ってきた」
 という御方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり聴衆のほとんどは深みのある罵倒芸に心を惹かれるのも事実です。

 深呼吸をし、ゆったりとネットの画面に向かい、他の罵倒芸論者たちが公開しているdisのコメントを熟読し、ひとつも残さず思考にインプットする。
 その作業を日々繰り返すことにより、いままで知らなかったdisの世界がみるみると広がっていきます。

 そうして過ごしているうちに、「いままでの私の罵倒芸は、なんと小さかったことか」という心理状態となり、その日からは読者から送られる批判の言葉も悠然として受け入れる自分となっています。

 過去に成功したdisの論法に固執せず、海のようなdis、空のようなdis、宇宙のようなdis、パラレルワールドのようなdis、どこまでも広いdisを探求する心。
 そのような心を持った罵倒芸の論者は、誰よりも器の大きなdisコメントが作成可能となるでしょう。
 【意訳、終わり
 そのように荘子は言っていた。