ネタのお言葉『このdisの違いに恥じざれば、すなわち真の罵倒芸を為すこと難し』

 この言葉は、論語の「其(こ)の言にはじざれば、則(すなわ)ちこれを為(な)すこと難(かた)し」の罵倒芸版である。
 【意訳
 孔子が言いました。「連続で公開したdisコメントの内容が、先と後でまったく異なるようでは、罵倒芸の論者としては永遠にレベルアップが望めないでしょう」
 【意訳、終わり
 議論の相手を面罵しておきながら次に褒めごろしの言葉を述べたりしていると、聴衆から、「一貫性のない論者だ、真面目にdisる気があるのか」と言われて支持を失う。
 罵詈雑言を述べると決めたならば、最後まで罵詈雑言で通す。
 論点ずらしをすると決めたならば、最後まで本題から話を逸らし続ける。
 そうすることにより、「安定感のあるdisだ、おかしな逸脱がひとつもない」と言って聴衆もゆっくりと議論を眺めることができる。

 ちなみに私も次のような、ふらふらした芸風になってしまうことがある。
 「人格攻撃のコメント作りには飽きた、次は藁人形論法を実行しようかな」
 「その次は、私怨的なニセ科学批判批判でネガティブキャンぺーンを展開しようかな」
 「そのまた次には、中立の傍観者を名乗ったあとで、『ニセ科学もまともな科学も相対的には同じです、ゆえにニセ科学を批判している人たちは、まともな科学を貶して大衆に科学不信を浸透させているダメな人たちという理屈になります』と述べて、自分の一人勝ちを達成したいな」
 これでは成長が見込めないので、一刻も早く一貫性のdisを習得しておく。