創作小話『次々と罵倒芸を披露したブロガーと愛読者たち』

 その罵倒芸のブロガーであるAさんは、コメント欄に現れた礼儀の論者を散々に罵倒しました。
 礼儀の論者は、「私のネットマナー説教を聞いてくれる人は、ここにも居なかった」と嘆きながら去りました。

 次にAさんは、コメント欄に現れた悪しき相対主義者を、散々に罵倒しました。
 悪しき相対主義者は、「罵倒芸とネットマナーは、相対的には同じです」と言いながら去りました。

 次にAさんは、副管理人とdisり合いを始めました。
 すべてを見ていた愛読者たちは、話し合いました。
 「どうやら、私たちも去る時が来たようだ」
 「あのブログ主は、今まで共闘していた副管理人すらも追い出すつもりなのだから」

 【教訓】このように、罵倒芸のブロガーたちは愛読者がすべて離れる事態を覚悟したうえでdisり合いを行っているのです。