創作小話『文学的に間違っていたブロガーと、科学的な見地の批判を送った読者』

 その文学的に間違いがある記事を書いて公開したブロガーは、次のようなコメントをもらいました。
 「あなたの記事は、科学的に間違っている部分が、多大にあります」
 「ニセ科学の強固な支持者だと思われないよう、いまのうちに訂正しておいたほうがいいでしょう」
 「そうすれば、ブロガーとしての信頼も、これ以上は朽ち果てないで済みます」

 なにかがおかしいと思ったブロガーが問い質すと、投稿者は次のように釈明しました。
 「すみません、じつは他所のブログで、比嘉氏のEM菌を好意的に紹介する記事を公開して、ドヤ顔で締めくくっているブロガーが居たのです」
 「しかもそのブロガーは、」
 『なぜにぼくは、比嘉氏のEM菌を自ブログで好意的に紹介したのでしょうか!? その真実は、近日に公開します!!』
 「と宣言したのち、いっこうに真実を明らかにしないのです」

 「それを見た私は、諌めのコメントを送ろうとしたところ、間違ってあなたさまのブログに投稿してしまったのです」
 「ちなみに私の机の上には、次の2つの投稿ボタンを、並べて設置しています」

 【科学的に間違っている記事を公開したブログを批判する、投稿ボタン】
 【文学的に間違っている記事を公開したブログを批判する、投稿ボタン】

 「この2つの投稿ボタンのうち、今回は押すべきでないほうを、間違って押してしまったのでした」

 【教訓】このように、あきらかに的を外しているネガティブコメントを読者からもらった際は、その背景と事情をよく問い質してあげましょう。
 なんの悪意もなくネガテイブコメントを送った場合があります。
 なんの悪意もなくネガテイブコメントを送った場合があります。