創作小話『カラスと水差しと科学リテラシー』

 そのムラビト的な論が好きなカラスは、新たな境地の学びを渇望していました。
 すると、【科学リテラシー】が入った水差しを見つけました。
 「科学リテラシー? なんじゃそら? マテバシイの、一種か?」
 と言いながら吸い出そうとしましたが、
 【科学リテラシー】は水差しの底近くにあり、くちばしが届きません。

 しばらく考えたカラスは、小石をいくつか入れて、【科学リテラシー】を水差しの口まで上げることに成功しました。

 【科学リテラシー】を飲んだカラスは、ニセ科学批判ができるようになりました。

 【教訓】これは、最初は難しく見えた科学リテラシーの概念も諦めずに頑張れば思考に吸収できるという話です。