Aさんのブログが、苛烈なニセ科学批判者のターゲットになりました。
Aさんは、自己弁護しました。
「つい先日、私は良いニセ科学批判批判の記事を公開して、多くの読者から賞賛されました」
「それなのに、あなたは私のブログにあるささいな科学的間違いを取り上げて、これでもかというほどの批判を展開しようとなさっています」
「あんまりな仕打ちではありませんか?」
苛烈なニセ科学批判者は答えました。
「Aさんの言うことには、一理あります」
「しかしながら、Aさんは長年にわたって、ダメなニセ科学批判批判を公開し続けていました」
「その行為を、Aさんは恥じるどころか、誇ってさえいました」
「このAさんの言動を鑑みるに、私が批判をやめる理由は一つもないという結論になります」
【教訓】これは、「良いニセ科学批判批判は少しだけ、だめなニセ科学批判批判は量産する、それでも自分のことを良いニセ科学批判批判者だとアピールする」
というタイプの論者に聞かせてあげるお話です。