この言葉は、あの『守株』の罵倒芸版である。
【解説】
その昔、ネット上の片隅で過疎ブログを運営しているAさんが居た。
ある日、Aさんはニセ科学批判者たちの主張を何気なくdisった。
すると、そのdisり方がすごいと世間で評判となった。
Aさんの株はたちまちあがり、有名disブロガーとなった。
その日からAさんは、まったく同じdisり方を公開するようになった。
世間の人たちは、だんだんと飽きて、どんどん離れていった。
それでもAさんは同じ路線のdisで頑張ったが、閑古鳥が鳴くばかりであり、
そのうちAさんの余生が尽きて、ブログの時も止まった。
【解説、おわり】
ある一つのdisり方を人々から褒められても、それで満足してはいけない。
つねにdisり方の工夫に励み、独自のdisり方を開発し、だれも追いつけないネット上で一番の罵倒芸論者に成長するべきである。
このことを、韓非は「守株」で言いたかったのである。