その主人公であるAさんは、ニセ医学を唱えるブロガーが批判にさらされている状況を目撃して、不満を覚えました。
「批判している人たちはおかしい、あのブロガーは個人的な感想を述べたにすぎない」
そこでAさんは、ニセ医学を唱えるブロガーの熱心な支持者となり、自分でも数多のニセ医学を実践しました。
しばらくして体調が悪くなったAさんは、意識が遠くなりながら感想を述べました。
「私は、見知らぬ他人のために擁護の論を張ってあげたし、自分自身の体でニセ医学の実態を世間に知らしめてあげたし、」
「畳の上で長らく横になって休むことができたし、もう思い残すことはない」
【教訓】この話は、周囲の人たちはともかく、ニセ医学を信じている本人は幸せな時間を過ごして眠れるということを、例えています。