この言葉は、あの孫子の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の罵倒芸版である。
【意訳】
論敵のdisり方と自分のdisり方の詳細を把握しておけば、ネット上でdisり合いを百回繰り返しても負けることはありません。
論敵のdisり方を把握せず、自分のdisり方のみを承知している場合、disり合いで負ける確率は50%となります。
論敵のdisり方と自分のdisり方の両方を把握していない場合、disり合いを何度行っても負け続けてしまい、
「貴重な時間と労力を使っていながら、私はいったい何をしているのだろうか……。こんなネット生活を送っていて、本当によいのだろうか?」という自己問答の状態になります。
罵倒芸は成り行きで行えばよいというものではなく、事前の入念な情報収集や、論敵と自分の実力の比較検討が大切です。
その分析の結果が自分に不利と出たならば、
「そんなのありえない、ぼくが一番、disを上手く操れる、論者なんだ、ゆえにGO!!」
というガンダムのアムロ風の気持ちを抑え、ネット上のdisり合いに参加しないという行動を選択しましょう。
その選択が、やがては自分の長期的な勝利につながるのです。
【意訳、おわり】
このようなことが孫子に書かれている。