この言葉は、論語の「過(あやま)ちては則(すなわ)ち改(あらた)むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」の罵倒芸版である。
【意訳】
真の罵倒芸を追求している論者は、言葉を軽く使ってはいけません。
威厳が感じられず、論敵から軽く扱われてしまいます。
罵倒芸も学問の一つとして捉え、頭を柔らかくしてdisの勉強に励みましょう。
不器用でも骨のあるdisを述べる論者と親交を深め、
見かけが立派で中身が空っぽなdisを述べる論者とは距離を置きましょう。
ネット上で公開したdisに間違いがあったときは、
「素直に誤りを認めると負けたことになるから嫌なのだ」という気持ちを抑え、
すみやかに主張を撤回し、訂正の言葉を述べ、disり合いの流れをなめらかにしてあげましょう。
この態度に徹することにより、
「なんだか今日は、いつもより早く終わりましたね?」と皆が満足して解散できるのです。
【意訳、おわり】
このように孔子はアドバイスしている。