この言葉は、あの論語の「君子は食飽(しょくあ)くを求むること無く、居(きょ)安きを求むること無し」の罵倒芸版である。
【意訳】
真の罵倒芸を目指している論者ならば、議論の目先の勝ちにこだわってはいけません。
下界で地味に活動するのを嫌がって、深山の頂きに赴いて安楽椅子を設置して座り、遠くネットの地上をぼんやりと眺めながら、好き放題にいっちょ噛みするような態度も、あってはならないことです。
真の罵倒芸を目指している論者として、日々自問しましょう。
例:「科学的にダメな説を声高に主張している人をネット上で発見したが、いまの私に何ができるだろうか」
このように、罵倒芸の乱発を慎み、ここぞという時にdisを突きつけましょう。
自分よりもレベルの高い罵倒芸論者を発見したときは、「できるぞ、あのようなdisり方、私にも簡単にできる!」などと言わず、素直にエッセンスを学びましょう。
これらを実際のネット上で実行できた論者こそ、「真の罵倒芸を追究している御方だ」と読者たちから評価されるのです。
【意訳、おわり】
そのように孔子は説いている。