この言葉は、論語の「益者三友、損者三友」の罵倒芸版である。
【意訳】
孔子が言いました。「ネット上の罵倒芸においては、3タイプの良き論敵が居ます。そして、3タイプの悪い論敵が居ます」
「他人の主張の間違っている部分をストレートにdisる論敵、嘘のdisを一文字も述べない論敵、柔軟なdisり方を見せてくれる論敵、これらの者とdisり合うことは有益です」
「実力もないのに大言壮語ばかりを述べる論敵、曖昧な言葉を多用して本音を絶対に明かさない論敵、自分は常に正しくて他人は常に間違っていると決めつける論敵、これらの者とdisり合うことは損しかありません」
【意訳、終わり】
率直なダメ出しをする人、いつわりのないダメ出しをする人、相手の心情を量りながら臨機応変にdisの強弱を変える人、このようなタイプの人たちとdisり合うことにより、自分の罵倒芸がみるみる成長する。
「そんな論敵、私の観測範囲には一人も居ませんが……」という御方の場合は、自分がその立場になって他の罵倒芸論者を成長させてあげよう。
ちなみに私は悪いタイプに近い状態なので、自分自身を反面教師として成長を図りたい。