「罵倒芸イオンの実在説を唱える人と議論を行ったが、お粗末な話を聞かされるだけだった」
「あれほどのダメな話は、無意識ではできないと思われる」
「意図して杜撰な話をしていたのではないか? いや、そうに違いない」
「なにしろ私は、ニセ科学批判をしてきた経験が数十年もある」
「それゆえに、相手が意図的に杜撰な話をしているか否かを、正確に判定できるのだ」
すると、罵倒芸イオン実在説を唱えている当人のBさんが現れて、反論しました。
「意図的に杜撰な話をしたわけではない」
「主観的には理詰めで話をしたつもりだが、客観的にはとっちらかった話を開陳する私が居た、これが事実である」
「よって貴公の主張は誤りであり、今すぐに撤回したまえ」
Aさんは、撤回しませんでした。
「意図的に杜撰な話をする人の言い訳を、私が信じるとでも?」
「もはや、あなたに対する信頼は地に落ちています」
「話を聞くだけ時間の無駄です、ブロックします」
これを見た他のニセ科学批判者たちは、Aさんに諫言しました。
「その態度は、いかがなものかと思います」
「せめて、Bさんが意図的に杜撰な話をしたという確かな証拠を示したうえで、ブロックするべきです」
Aさんは、諫言してきたニセ科学批判者たちを無言でブロックしました。
それを見た他の読者たちは、一斉に批判の声を上げました。
「自説に都合が悪いコメントをもらったら即座にブロックって、なんなの? それでもニセ科学批判者なの!?」
「諫言にブロックで応えるニセ科学批判者なんて、見苦しいよ! いますぐに、ネット上から消えてよ!」
「そんなことより、俺の歌を聴けー!!!!! ……言い間違えた、そんなブロックより、【Bさんが意図的に杜撰な話をした】という証拠を出せぇー!」
この騒動を聞きつけたニセ科学批判批判者のCさんは、感想の記事を自ブログで公開しました。
「あのAさんってば、否定的な読者たちどころか、中立を名乗る読者たちまで次々とブロックしていますね」
「昨日までは、『異論は大歓迎です、私は逃げずにとことん対話する人です』と言っていたくせにね」
「というわけで、Aさんの態度から次のような結論を導くことができます」
「Aさんは、Bさんの杜撰な話を意図的なものだと断言したが、意図的であるという証拠をついに出せなかった」
「ゆえに、Bさんが唱えている罵倒芸イオン実在説は、肯定的な事実が多分に含まれている説といえる」
「主流の科学者たちが飛びつく日も近い」
Cさんが言い終えると、ネットモヒカンたちが現れて修正を始めました。
たくさんのダメ出しをもらいながら、Cさんは反省の弁を述べました。
「これは当然の結果だ」
「ネットモヒカンたちが飛びついてくる未来を想定し、飛躍した論理の主張をネット上に公開しないという選択もできたはずなのに、私はそうしなかったのだから」
「しかし、いまさら悔やんでも炎上の状況は何も変わらない、ブログを閉鎖するしか道はない」
言い終えたCさんは、ネット上から潔く消えました。
以上、「炎上しているニセ科学批判者の態度について感想を述べた後、自分も炎上したブロガー」というお話でした。
(この記事は、次のツイートとはてなブックマークを読んだあとで作りました)
CordwainersCatさんのツイート
「捏造研究だ」と言う批判が名誉毀損になると言う事は池田先生の発表を肯定する事実があると言う事なんですよ。
NOV1975さんのコメント
「意図的な捏造」という主張の真実性の話なので科学の問題ではないよ
【追記】「あの罵倒芸イオン実在説を唱える人はものすごくダメな話をしている、ゆえに意図的にダメな話をしているという理屈になる」
というニセ科学批判者の姿を目撃したら、
「論理に飛躍がありますよ、それとも意図的にダメな話をしたという証拠でもありますか? ありませんよね」
と指摘してあげる。
その後、「あのニセ科学批判者は、【罵倒芸イオン実在説を唱える人が意図的にダメな話をした】という証拠をひとつも出せませんでした、ゆえに罵倒芸イオン実在説は科学的に正しい説といえます」と述べる。
これで一勝一敗の成績となり、公平な傍観者の立場を維持したことになる。
「なにごとも勝ちすぎはよくないのだ、負け始めたときの反動が、すごいことになるからだ」という考え方である。
読者様の処世術の参考になれば、幸いである。