「もしもモヒカン的な論者が、織田信長と無辺の話を間違って覚えていたら」と考えました

 ナレーター:「信長のブログでニセ科学問題の議論が始まると、無辺が現れて言いました」

 無辺:「この世に絶対などありません、すべては相対です」
 「たとえば、ニセ科学批判者たちが『ダメダメですやん……』とあきれて却下する説であっても、ニセ科学擁護者から見れば『断然、有りな説だ! 思考回路の真ん中に組み入れよう!』となります」
 「以上の主張は、絶対に正しいです」

 信長:「ネット上で悪しき相対主義を公開する論者は、化け物染みた批判耐性を持っているかもしれぬ」
 「吊るし上げにしてみよう、ネットモヒカンどもを用意せよ」

 無辺:「先程の主張は、次の思惑で為されたものです」
 『自分の視野の広さをアピールしたい』
 『ゆえに、深山の頂きに設置した安楽椅子に座り、下界の喧騒をぼんやりと眺め、いっちょ噛み』
 『皆が議論している内容に関心はない、私は一人で勝っている自分を演出できたら満足だ』

 信長:「これより以降はニセ科学問題の解決に与しないコメントの投稿を控えよ」

 ナレーター:「その後、無辺は別のブログでも、」
 『中立の傍観者を自称しながらニセ科学に利する発言をブイブイ云わし、ドヤ顔で締めくくる』
 「という態度を見せていたことが発覚し、信長はアクセス禁止の処分を言い渡しました」

 『教訓』このように、「ニセ科学問題の議論に途中参加して一人勝ちを達成したい、最低でも、ニセ科学批判者たちの主張の矮小化は図っておきたい」と考える論者は、追放される事態を想定しておきましょう。
 参加したタイミングで言いたいことを全て言い終えるように、予めコンパクトなコメントを作っておきましょう。

 それをしなかった場合、『あれを言っておきたい! これも言っておきたい!』という思いが抑えきれず、だらだらと長いコメントを作って投稿しているうちに追い出され、「散漫な語りで終わってしまった、真に言いたかったことをみんなに分かってもらえなかった」と後悔する世界線に分岐します。