「もしも『北斗の拳』に登場する監督の修羅さんが、『一頭の猿の行動を一年間リアルタイムで報道するテレビ番組』を村人たちに対して強制的に視聴させていたら」と考えました

 監督の修羅「おら~、村人ども~、猿の番組を見るのだあ~」
 監督の修羅「猿の番組を一秒でも見逃すと、お前たちの情報リテラシーがゼロになるぞ~」

 監督の修羅「そうなったら、お前たちは数多のニセ科学に騙されて、一斉に破産するぞ~」
 監督の修羅「そんな事態を懸念した俺様ゆえに、お前たちはこれから一年間、リアルタイムで猿の番組を視聴し続けるべきという理屈になるんだぞ~」

 監督の修羅「わかったのならば、急いでテレビの前に集まるのだあ~」
 監督の修羅「おお? はっはっは、見ろ、村人の奴ら、俺様の言うことを素直に受け入れて、かぶりつきで猿の番組を見始めたぞ~」
 監督の修羅「う~ん、感心、感心」

 ケンシロウ「そんなに感心するのなら、お前が猿の番組を見ていろ」

 監督の修羅「へ? はへ? いやいや、俺自身が猿の番組を一年間リアルタイムで見続けるのはお断りだって……てべぼ!」
 近くに居て巻き添えになった別の修羅「うわあ~、なんで俺様まで一年間、猿の番組を~!?」

「もしも『Ζガンダム』のクワトロさんとカミーユさんが、ありえない言動を見せる論者の実在性について語っていたら」と考えました

 クワトロ:「聴衆に向かって次のような言動を見せる論者が居るはずだ」

 ≪クワトロが想像する論者の言動
 『私のウエブサイトにお集まりの皆さま、ただいまから大事な話をいたします』

 『ネット上で議論を行う際は、【誰が発言しているかによって是非を判断する】という態度を見せてはいけません』
 『それよりも、【発言の内容に的を絞って是非を判断する】という態度が望ましいのです』

 『あの人は〇〇だから……などと認知バイアスを発動せず、言っている内容に注目しましょう』
 『そのうえで賛美を表明したり、中立の読者をアピールしたり、これでもかとdisって吊るし上げの目にあわせたりしましょう』

 『今日より皆さんは、主張の中身のみを見てヒャッハーするネットモヒカンに成ってください』

 『おや? どこぞのブロガーが、ニセ科学問題に関する記事を公開したようですね?』
 『気になるので、そのブロガーにちょっと意見してきますね』

 『……あなたの職業は?』
 『あなたの学歴は?』
 『あなたの趣味は?』
 『あなたは、kikumaco氏やNATROM氏が行っているニセ科学批判に対して、どのような感想をお持ちですか?』
 『なお、肯定的な感想や中立的な感想を述べた場合、あなたは自動的に私の論敵と決まります

 クワトロ:「このような論者が一人くらいは実在するはずだ。それをネット上で探せ、行くぞ!」

 カミーユ:「居るわけないだろ、そんな言動を見せる論者なんて!

創作小話『科学的にダメな記事を書いたブロガーと、穏健なニセ科学批判者』

 Aさんが自ブログで主張しました。
 「この私は、『disの能力を通常の3倍に向上させる罵倒芸イオン』が実在すると確信している」
 「なぜならば、『罵倒芸イオンがこの宇宙のどこにも存在しない』ということを、証明した者が居ないからである」
 「ゆえに、罵倒芸イオンは実在しているといえる」
 「この主張を『なんじゃそら?』と思った者は、『罵倒芸イオンがこの宇宙に存在しない』という証拠を出してくれたまえ」

 すると、穏健なニセ科学批判者を名乗るAさんが現れて意見しました。
 「Aさんの主張は、説得力が今ひとつです」
 「プロの科学者たちの世界においては、『新規な主張をする人自身が確かな根拠を示す義務がある』と聞いています」
 「ここはひとつ、Aさんご自身で罵倒芸イオンの実在を示す証拠を探して公開してはいかがでしょうか」

 Aさんは、Bさんの態度を批判しました。
 「一読者の分際で、私の主張を頭ごなしに否定して、とどめに『己が先に自説の証拠を示せ、この科学おんち』と発言するとは何事か」
 「話を逸らすB氏こそ、私の主張が間違っているという証拠を出したまえ」
 「それがニセ科学を批判する者の義務である」

 これを聞きつけた苛烈なニセ科学批判者が、Aさんのブログに興味を持って、じっくりゆっくりと読み始めました。
 ただならぬ雰囲気を感じたAさんは、Bさんにお願いしました。「さっきの話は冗談だ、なかったことにしてほしい」

 Bさんは、困った様子で言いました。
 「私自身はかまいませんが、Aさんの今度の相手は苛烈なニセ科学批判者です」
 「Aさんの話が冗談だろうと本気だろうと気にせず修正してきますよ」

 【教訓】この話は、立証責任の転嫁を気楽に続ければ続けるほど苦しい状況に追い込まれるという現実を明らかにしています。

ネタのお言葉『炎上芸の思考は、まこと燃え尽きたあとの灰であるべし』

 この言葉は、あの荘子の「心は固に死灰のごとくならしむべし」の罵倒芸版である。
 【意訳
 ネット上で気分の赴くまま根拠の薄い自説を公開し、読む人の神経を逆撫でするような言論も平気で公開し、世間が騒ぐ様子を見るのは面白いものです。
 しかしながら、たまにはそのようなネット生活を変えてみるのもよいでしょう。

 炎上芸に満たされた自分の思考に水をかけて冷やし、灰のような気持ちになりましょう。
 すると、読者からの非難や支持の言葉に一喜一憂していた今までの自分が、居なくなります。いかなるコメントをもらっても、
 「私の炎上芸は、灰になっているのだから、もう燃えることはない」という気持ちで応対することができます。

 完全な無の境地になれとまでは言いませんが、なにを言われても涼しい顔を見せている自分で居ることは、罵倒芸の論者としての寿命を延ばせることも事実です。
 そうでなければ、「もうだめだ、私の芸風は、ブームが過ぎ去ってしまい、閑古鳥が鳴くばかりだ」という状態となり、意気消沈したままネット上から永遠に消え去るという結末を迎えるのです。
 炎上芸を末長く披露したいのであれば、燃え尽きて冷たくなった灰の思考を持ちましょう。
 【意訳、おわり
 そのように荘子は説いている。

「もしも自動車を運転中にエンストした経験を持つニセ科学批判者が、『Ζガンダム』のワンシーンを間違って思い出したら」と考えました

 シロッコ:「車……。動け、車! なぜ、動かん!? う、うおぉ~」

 カミーユ:「エンストした車は、高速道路の中から居なくなれ!」

 シロッコ:「私の車だけが、廃車になるわけがない。貴様の車も、一緒に連れていく……」

 カミーユ:「シロッコ……。車の再始動に、成功したのか?」

 カイーユ:「う、あ、JAFが、シロッコの車と、僕の車を牽引して、どこかへ持って行く!?」

 ファ:「カミーユ、迎えに来たわよ。私の車に乗って」

 カミーユ:「……あ? 黄色い星が、点いたり消えたりしている」

 カイーユ:「あははは、星が小さく遠のいていく」

 カミーユ:「あの光、ピカチュウの十万ボルトかなあ?」

 ファ:「あれは、JAFの車のハザードランプよ」

 カミーユ:「いや、違うな。ピカチュウの十万ボルトは、もっとビリビリビリ~って来るもんな」

 ファ:「カミーユ? 何を言っているの?」

 カミーユ:「暑いな、ファさんの車の中。出られないのかな?」

 ファ:「カミーユ、エアコンは効いているわよ」

 カミーユ:「おーい、出してくださいよ~。高速道路を自分の足で直接歩いて、外の爽やかな新緑の空気を、肺の奥まで吸いたいんだー。……ねえ!」

 ファ:「ああ……」

 ファ:「艦長、ブライト艦長。カミーユ・ビダンが……」

 ファ:「聞こえますか、アーガマ?」

 ファ:「……そう、アーガマもJAFに連れていかれたのね」

「もしもニセ科学批判者たちから主張の誤りを指摘されて不満を覚えた科学素人が、漫画『北斗の拳』のワンシーンを間違って思い出したら」と考えました

 モヒカン:「へっへっへ、俺は『苛烈に修正されて疲弊したムラビト的ブロガー』を見るのが大好きなんだ」

 ケンシロウ:「そんなに疲弊するんなら、お前が修正を受けてみろ」

 モヒカン:「はい、わかりました、やはり他人の気持ちを理解するには自分でも同じような経験をするのが一番ですよね」
 モヒカン:「じゃなくてだな、この俺は修正をしてあげる側の論者であってだな、修正を受ける側の身には絶対にならないんだって……いいい、いんがおう、っほ!」(注:ケンシロウから秘孔を突かれました)

「もしもニセ科学批判批判者が、『逆襲のシャア』のシャアとクェスとハサウェイとジャンク屋の会話を間違って覚えていたら」と考えました

 シャア:「ニセ科学批判の言論を嫌うとは、よほど嫌な思い出があるようだな、クェス・エア。なぜ、私のブログに興味を持ったのだ?」

 クェス:「あなた、人の思考はニセ科学批判批判に引かれるって言ったでしょ、あれ、あたしに実感なんだ」

 クェス:「でもさ、それが分かってるあなたは、不幸なブロガーじゃないかって、気になったの」

 シャア:「私は、信じるブロガー人生を進んでいるつもりだ」

 クェス:「あたし、白鳥が飛ぶ画像を、アムロがはてなブックマークして、あたしもはてなブックマークしたわ。そうしたら、あなたのブログが画面に現れた」

 シャア:「その流れの続きとして、アムロたちのニセ科学批判ブログを見限ったのか?」

 クェス:「あはは、あの人たちのブログは偶然見つけて、茶々のコメントを送っただけ。まともな議論すらしていないわ」

 ジャンク屋:「ニセ科学批判批判でネット上の天下を取るったって、大変だぜ」

 ハサウェイ:「炎上芸の連発に努めてりゃ、アクセス数を稼げるだろ。俺は、読者からの批判に強いんだ。んん? わっ、耳にいてっ」

 ジャンク屋:「はてなスターは、50個でいいんだな?」

 ハサウェイ:「ええ? ああっ、読者からの批判が殺到して、うわっ、耳にいてえ」

「もしも『Ζガンダム』のカミーユさんが、不本意ながら苛烈なニセ科学批判をネット上で実行して、感想を述べたら」と考えました

 ファさん:「あの科学素人さん、意固地になったみたい。批判しすぎたのかしら。あの人のニセ科学擁護に、悪気はないのにね」

 カミーユさん:「君は、何も間違ったことを言っちゃいないさ。苛烈なニセ科学批判者も、穏健なニセ科学批判者も、結局なんの成果も出すことができないのさ。そう言ったのは、君だろ?」

 ファさん:「でも……」

 カミーユさん:「いまの僕にできることといったら、相手の面目を潰すことだけみたいだな

 クワトロさん:「議論は、物別れに終わったか。あまり気にするな」

 カミーユさん:「気にしてませんよ。結果を気にしていたら、苛烈なニセ科学批判者なんてやってらんないでしょ。フフフ……」

 クワトロさん:「ニセ科学の蔓延が、この若者をこのようにしてしまったのか」

「もしも『Ζガンダム』のクワトロさんとカミーユさんが、ありえない忘れ方を披露する論者の実在性について語っていたら」と考えました

 クワトロさん:「聴衆に向かって、」
 『科学的に根拠のない説を声高で主張して、世間に間違った知識を広めるようなことはやめましょう
 『そうしないと、「デマを拡散するなっ」という抗議があちらこちらから殺到して、釈明に追われる日々が続いて、疲弊します』
 『そのような事態を防ぐためにも、自説の公開前には入念なチェックを施しましょう』
 「と説教したあと、科学的に根拠のない説を声高で叫んで世間に広めてドヤ顔で締めくくる論者が、一人くらいはネット上に実在するはずだ。その論者の姿を探せ、行くぞ!」

 カミーユさん:「居るわけないだろ、そんなすぐに自分の言ったことを忘れる論者なんて!」

 (この記事は、次の「はてなブックマーク」にインスピレーションして作りました)
 はてなブックマーク - (社説)震災とデマ 偏見と善意の落とし穴:朝日新聞デジタル

「もしも『Ζガンダム』のクワトロさんとカミーユさんが、『無知』と『ドアホウ』という言葉を使ってボケてみせる論者の実在性について語っていたら」と考えました

 クワトロさん:「前フリとして、」
 『自分の無知を棚に上げて他人の無知を嘲笑したりしてはいけませんし、ドアホウなどという言葉も述べてはいけません』
 「と主張したあと、」
 『ニセ科学に関する話題については一つも知らない私ですが、地球上に存在するニセ科学批判者たちが無知でドアホウな人たちばかりということは分かります』
 『その根拠となるデータは、ネットの画面をざっと眺めたゆえの印象です』
 「というオチを述べてニセ科学批判者たちから笑いを取ろうとする論者が、ネット上に一人くらいは実在するはずだ。その論者を探せ、行くぞ!」

 カミーユさん:「居るわけないだろ、そんなボケを見せる論者なんて!」

 (この記事は、次の「はてなブックマーク」にインスピレーションして作りました)
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