引用なんだからそりゃいるよ
「いったい、なんのこと?」と思った私は、seki_yoさんのツイートやNATROMさんのツイートを探して読んだ。
ふむ、どうやら次のような経緯があったらしい。
・まずはnagayaさんが、「発がん者の全てが被曝由来であることだって科学的には否定できないんですよ」と発言した。
・そのnagayaさんの発言をNATROMさんが引用し、「このような発言をする人とは議論できません」と返事した。
・そのNATROMさんのツイートを読んだseki_yoさんが、「そのような発言をする人は居ないと思う」と述べた。
なるほど、この流れのすべてを知っている人ならば、「引用なんだからそりゃいるよ」とツッコミを入れることが可能だ。
この私も、今になってようやく事態を把握できた。この流れでは、たしかにseki_yoさんの分が悪い。
この形勢を変えるためには、次のように反論するとよいだろう。
「言っておくが、私の個人的な観測範囲では、」
『発がん者の全てが被曝由来であることだって科学的には否定できない』
「と主張する人の姿は、なかったのである」
「これは、事実である」
「ゆえに、私の観測範囲の外に該当する人が居たとしても、私の主張になんら影響はないという結論になる」
これで、逆転勝ちしたことになる。
「いや、その勝ち方は、ちょっと遠慮したいです」という場合は、次のような反論の仕方がある。
「別に断言したわけではない、ちゃんと語尾に『思う』という言葉をつけて、判断を留保している」
これならば、逆転勝ちは無理でもイーブンには持ち込める。
「いや、それもちょっと無理です」という場合は、【なんら反論せず、次の話題に移る】というスルー芸でもよい。
完全な負けに追い込まれる事態を、防ぐことができる。
「なんだかいろいろ、面倒に思えてきました」という場合は、素直に主張を撤回したほうがよろしかろう。
以上で、話の整理を終えるとする。